【体験談】子供と一緒にスギ花粉の舌下免疫療法~19か月目、2回目の春の効果~

1年半の治療期間で2回親子で服用を忘れた日があった 健康

2019年9月頃から19ヵ月の間、10歳の子供と親子でスギ花粉の舌下免疫療法を試しています。

今年の春が、治療を始めてから2回目のスギ花粉シーズンです。

治療開始時の記事はコチラ!

舌下免疫療法(シダキュア) ~小学生男子の治療9か月目~

「治療開始2年目の春の効果はどう?」という質問にお答えしたいと思います。

結論から申し上げますと、症状はまだあります

しかも花粉の本格飛散が始まる前からすでに症状が出てしまいました。

親子共々、ほぼ同じタイミングでの症状出現です。

主に起床時に鼻がムズムズし、鼻水が出るという症状です。

えー!?1年半治療しても少しも効果ないの?

という声が聞こえてきそうですが、スギ花粉の舌下免疫療法の治療期間は3~5年です。

1年半で効果がないからって挫折してはいけませんよ。

ちなみに私たち親子はシダキュアと言う錠剤で舌下免疫療法を行っています。

前回のブログから10ヵ月経過しての、治療の状況をお伝えしてみます。

1年半の治療期間で2回親子で服用を忘れた日があった

慣れてしまえば問題なし!

シダキュアでの治療は慣れてしまうと、1日6分ほど時間を使うだけです。

私たち親子は治療開始当初の増量期1日目に頭痛が出たことがありました。

でも不快な副作用と言うのはその日1日のみで、あとはまったく不便なく治療を継続しています。

まるで毎日ラムネを食べているのか?と思うくらい、日常生活に負担がない状態です。

しかし、シダキュアを舌下する生活に慣れてしまったある日、飲み忘れをしてしまいました

気づいたのは夜中の2時。

目を覚ました息子がトイレに行った時に私も目覚めて気づきました。

でも、時すでに遅し。

あと4時間後には翌日の分のシダキュアを舌下しなければならない!

ということで忘れた日の服用はやめておきました。

そしてもう1日忘れた日がありました。

その日はまるっきり忘れてしまい、思い出すこともなかったです。

いつものルーティンから外れると薬を飲むのを忘れがち

私たち親子がシダキュアを舌下し忘れた2日には共通点がありました。

その2日とも決まった時間に薬を飲んでいない、日頃のルーティンを崩してしまった日に飲み忘れてしまったのです。

平日は起床後すぐに服用します。

しかし、例えば子供のスポーツの習い事がない休日で、1日のうちでいつ服用しても良い状況になると危険です。

「後でいいかな」と思っていると、そのまま忘れて1日が終わってしまう…なんてことになってしまいます。

なので忘れないコツとしては、「起床したらまず舌下する」をかたくなに守ることだと思います

1日忘れたからと言って、また低用量からやり直す訳ではない

受診日に先生に飲み忘れた日はないかと聞かれ、正直に親子で忘れた日があったことを伝えましたが、「そうですか」と言われただけで、特に治療をやり直す訳ではありませんでした。

1日でも忘れたらまた1から治療し直すのであれば、プレッシャーが半端ないですからね。

そこは良かったです。

本格飛散が始まってからの症状

見てるだけでくしゃみが出ちゃう

私達親子は東北に住んでいるので、本格飛散開始は3月中旬頃です。

はいはい、きました!きました!

本格飛散!

ん?アレグラ飲まなくても意外といける?

そうなんです。

母である私は抗ヒスタミン薬を今年はまだ飲んでいないのです。

目のかゆみや鼻がムズムズしたり、少し鼻水が出る程度の症状は出ています。

でも「アレグラ飲まなきゃやってられない!」とまではなりません。

抗ヒスタミン薬を服用しない状態での症状をブログに書きたいからと言う気持ちもあったのですが(ブロガー魂です)、飲まないでみてよかったです。

現在10歳の息子はというと、鼻がつまると言うので朝に1錠アレグラを飲んでいます

どうしてもスギ花粉の時期は鼻をいじるので鼻血が出やすくなるんですよね。

鼻血が出るのをどうにかしてあげたいと思ったのが舌下免疫療法に挑戦しようと思った理由の一つなんです。

でも、今年も何度か鼻血を出しています。

鼻の症状がなくなることを期待して治療を続けたいと思います。

ちなみに、舌下免疫療法に挑戦するかどうか迷う理由として、アナフィラキシーショックは起きないか?という心配がある方も多いと思うんです。

私自身、一番その点が気になっていました。

結果としては一度もアナフィラキシーショックは起きることなく、無事です。

コロナ禍の受診は少し抵抗があった

シダキュアによる舌下免疫療法を行うには、月1回耳鼻科に通院する必要があります。

しかし、2020年はコロナ禍でした。

そんな中毎月通院することには正直不安がありました

幸い、同じように感じて通院を控えている人も多かったのか、耳鼻科がものすごく混んでいた、ということはなかったのでよかったのですが。

「コロナ禍で、毎月通院するのはちょっとなぁ・・・」という方は、コロナ禍が落ち着いてから治療を始めた方が良いかもしれません。

以上、親子のスギ花粉の舌下免疫療法の体験談でした。

また来年も症状等アップしていきたいと思います。

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