突然ですが、あなたは子供の頃に親からこのような態度をとられた経験はありませんか?
- いつもより少し眠るのが遅いだけで「なんでそんなに遅くまで起きてるの!?」とドアをバンッ!と開けて言う。
- 親にとって望ましくない行動をとる子供に対して、これ見よがしにため息をついたり、物音を立てながら家事をする
- 子供がゲームをしているところに行って「いつまでやってるの!?」と強い口調、険しい表情で言う。
上記の例を見てどのように感じるでしょう?おかしいと思いますか?それとも大したことないと思いますか?
いつもより少しだけ眠るのが遅いことがそんなに悪いことでしょうか?今夜いつもより少しだけ眠るのが遅くなると、即座に明日健康を損なうのでしょうか?
子供がゲームをしていると何か悪いのでしょうか?ゲーム依存症になってしまう?視力が低下してしまう?
“親にとって望ましくない”ことをしたら“ダメ”…?
本当はただの“憂さ晴らし”
ここで一つ例を挙げます。
今朝、あなたは宝くじで3億円当選していました。
マジ?!マジで?!うれしい!!!
何に使おう?欲しかったもの全部買える~(*´▽`*)
・・・という日に、子供がゲームを多少長い時間していたとして、あなたは怒りますか?
海よりも広い心で子供を笑顔で見つめ、なんなら当選した3億円で新しいゲームを買ってあげたりしちゃいそうではありませんか?
ここで気づきます。
もともと“機嫌が良くない”から、子供に対してちょっとしたことで大きな声を出して怒っている…。
“憂さ晴らし”しているのです。
“憂さ晴らし”が与える他者への悪影響
長年“憂さ晴らし”をされ続けると、された側の人は「自尊心」「自己肯定感」というものがなくなってしまいます。
この「自尊心」や「自己肯定感」がない状態で生きていると、その人の人生には「自分を大事にできない、大事にされない」という現象がたくさん起きてきます。
例えば、
- “憂さ晴らし”してくる親から逃げるように結婚したが、結婚した相手はDV夫だった。
- 自分の本当の気持ちがわからず、自分の好きなものや好きな色さえわからないのでいつも他人の意見に合わせる。その結果、周りが違和感を感じ、いじめの対象になる。
- 自分を大事にできず、過食や拒食、過度な飲酒など自分を傷つける行為をしてしまう。
などです。
これぞ『不幸の連鎖』です。
なので周りにいる誰かに“憂さ晴らし”されていると気づいたら、逃げることです。
それが自分を大事にするということなのです。
“憂さ”の正体は劣等感
毒親とは“憂さ晴らし”をする人です。
では、毒親が持っている“憂さ”って何なのでしょうか。
その答えは「劣等感」です。
「劣等感」を持っていると毒親になるんです。
劣等感ぐらい多少誰でも持ってるんじゃない?
確かにそうかもしれません。
でも毒親はそうじゃない人よりも大きな「劣等感」を持っているんです。
じゃあその「劣等感」はどうして持っちゃったかというと、さらにその親に持たされていることが多いんです。
毒親は連鎖するんですよ。
でも、そんなの嫌ですよね。
自分は毒親になりたくない。
じゃあどうしたらいいかと言うと、あなたが持たされている「劣等感」を捨てるんです。
あなたが持っちゃったその「劣等感」はあなたのものじゃないんだから!
持たなくていいんです。
そして、自分は「劣等感」なんか持つ必要ない!私は自分を大事にするんだ!と決めるんです。
自分で決めるんです。
どうしたらいいのか、更に知りたい方はこちらをどうぞ↓