最近「親ガチャ」ってワードをテレビやネットで見ることが多くあります。
毒親育ちにとっては何だかピンときちゃうこの言葉。
調べてみると、やっぱりね!
親は選べない。
ゲームのガチャと同じです、と。
言いたいことはわかります。
わかりますよ、そりゃ。
毎日考えてますもん。
“毒親育ちは親ガチャ爆死です”
じゃあ毒親育ちはどうやって生きていけばいいんですか?ってことです。
結論から先に言うと、自分を幸せに生きられる人間だと設定できればそれで良し!です。
それが難しければ、まずは“良い時もあれば、良くない時もある。自分は普通の人だ”と思えるだけでもいい。
一番避けなければならないのは「自分は不幸で当たり前」と思う事です。
親ガチャ当たりの人と親ガチャで毒親出ちゃった人の決定的な違い
親ガチャ当たりの人と、毒親出ちゃった人。
その決定的な違いは、自分を幸せな人間だと設定しやすいか、しにくいかです。
どうしてもこの世界では「比較」によって幸せを認識することが多い
例えば、自分の家が友達の家よりキレイだし大きい。
うちの車は友達のパパの車よりカッコイイ。
そういうのは小さな子供のうちから気づけます。
そういう比較で“自分は他の人より恵まれているんだな”と思い、「自分は幸せだ」「自分は幸せに生きていける」という感覚を自然に持つことができた人はラッキーです。
なぜなら自分で努力しなくても「自分は幸せ」という設定ができるんですから。
これが親ガチャ当たりの人のスタンダードな状態です。
親が官僚や一流芸能人ならこの感覚を持ちやすい状況なのは当然です。
毒親育ちは「自分は幸せ」という設定が自動的にはできない
毒親育ちは幼い頃から想像を絶するプレッシャーに晒されています。
幼く、善悪が判断できないうちから暴力や心理的抑圧が毎日起きるのです。
例え裕福な家庭だったとしても、毎日身体的、精神的苦痛に晒されていては自分が幸せだと思うことができません。
幸せだと思えないばかりか、最悪の場合、毎日ツライ状況に置かれていると「自分は不幸な人間だ」「いつも不幸なのが当たり前だ」という意識を持ってしまうのです。
【毒親も自分で選んだ?】子は親を選んで生まれてくるって本当?←よろしければこちらもどうぞ!
親ガチャよりも、人生は設定で決まる?
アラフォーまで生きてくると、人生に起きることは”その人が自分をどういう人間だと思っているか”=”設定”で決まる要素が大きいと感じるのです。
自分が不当に扱われた時の反応の違い
「自分は幸せ人間」設定の人は、自分が不当に扱われることを断固拒否できます。
不当な事を言われたら言い返しますし、その場からさっさと立ち去り、関わらないと言う選択をしっかりすることができます。
しかし、「自分は不幸人間」設定の人は不当に扱われていても拒否できません。
拒否できないばかりか、簡単にその状況を受け入れてしまいます。
もっというと、不当に扱われるような状況に自ら近づいていき、そこに留まるのです。
毒親育ちのように、不幸が当たり前になっていると、あたかも自らすすんで不幸になるような行動をとるのです。
そしてそのような行動を繰り返すうちに、どんどん不幸に囲まれていくのです。
親ガチャで毒親でも「自分は不幸人間」設定さえしなければ大丈夫!
先ほど親ガチャ当たりの人と、毒親出ちゃった人の決定的な違いは、自分を幸せな人間だと設定しやすいか、しにくいかだとお話ししました。
“しやすいか、しにくいか”です。
“できる、できない”ではない。
親ガチャで毒親が出ちゃった場合でも、自分を不幸で当たり前だと思わなければいいんです。
自分は幸せな人間であると設定できれば人生は大きくは崩れないはずです。
ちゃんと「自分は幸せ人間」設定するのです。
この記事を見た毒親育ちは、「自分は不幸人間」設定はしないでください。
たった今から、「自分は幸せ人間」の設定をしてください。
人生ガチャだらけ!
人生は親以外にもいろんなガチャ要素満載です。
友達ガチャ、学校ガチャ、先生ガチャ、恋人ガチャ、仕事ガチャ、上司ガチャ、結婚ガチャ・・・
わかりますよね。
親ガチャで失敗しても、友達ガチャや仕事ガチャ、結婚ガチャが当たりなら幸せに生きられる可能性大です。
どうしても人生は運が関わってきます。
ここで重要なのが「設定」です。
「自分は幸せ人間」設定で、ガチャ運を引き寄せられると思うのです。
「自分は幸せ人間」と決めているのですから、幸せなガチャが引き寄せられる。
また、もしガチャが外れても、自分のためにもう一度ガチャをする、と言う行動をとることができるのです。
毒親育ちは自信を持って、「自分は幸せ人間」設定をしていきましょう!